取締役会に対しては、独立した客観的立場から、経営者の迅速・果断なリスクテイクを支え、かつ実効性の高い監督を行うことが求められています。取締役会は、その責務に係る実効性につき以下の要領で評価を行いました。2022年度の評価結果は以下の通りとなりました。
● 評価対象者:
2022年12月末時点で取締役である者12名(全社内外取締役)
● 評価実施時期:
2023年1月に評価アンケートを配布・回収し、結果は2月に独立役員会に報告の上、独立役員会意見も付し取締役会に報告致しました。
● 評価アンケート内容:
多角的かつ客観的な視点にて評価・分析を行うべく、編成にあたっては弁護士、独立役員会からの意見も頂きながら、評価項目として14項目、質問総数42個を設定致しました。
評価は4段階とし、5段階等奇数とすることで中間に評価が集中しない工夫を致しました。評価項目は以下の通りとなります。
取締役会の責務に係る項目として、
(1) 取締役会の構成、(2) 取締役会の役割・責務、(3) 投資家との対話、(4) 投資家以外のステークホルダーとの対話、(5) サステイナビリティに係る対話、(6) 取締役会の監督機能、(7) 取締役自身の職務遂行。
取締役会の審議に係る項目として、
(8) 取締役会の開催時期・開催頻度・審議時間、(9) 取締役会議長、(10) 取締役会の議案・議案資料・事務局、(11) その他。
これ以外の項目として、
(12) 独立役員会、(13) 監査等委員会、(14) 昨年の運営評価(独立役員意見)の振り返り。
● 評価結果:
取締役会の実効性は、良好な水準にあります。